こんにちは。
今回は肥満の原因になりうるコルチゾールについて解説していきます。
コルチゾールって?
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、『ストレスホルモン』とも
呼ばれています。
コルチゾールは、身体の活動を保つために必須なホルモンです。
・炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を制御する
・抗炎症、免疫を抑制する
とても重要な働きをするホルモンであることが分かると思います。
しかしこのホルモン、裏の顔を持っています!
必須ホルモンとは言え、良いことばかりではないのです。
それをこれから説明していきます!
ストレスによる過剰分泌がヤバイ!
コルチゾールは、ストレスによって過剰に分泌されます。
それによって過剰分泌されたコルチゾールは、体に悪影響を与えてしまうのです。
【悪影響 その1】セロトニンの分泌が減少
セロトニンは食欲を抑える働きを持っています。
痩せたい人にとってはとても良い物質ですね!
しかし、コルチゾールが過剰分泌することによりセロトニンは減少してしまいます。
つまり、食欲が増すと言うことです。
ダイエットをしたい人にとっては最悪ですね笑
【悪影響 その2】インスリンを過剰分泌させる
インスリンが過剰分泌されることによって、体脂肪が多く蓄積されるようになります。
それは、インスリンには余ったエネルギーを脂肪として溜め込む働きがあるからです。
コルチゾールの過剰分泌は、インスリンを過剰分泌させてしまいます。
【悪影響 その3】成長ホルモンの分泌を抑制
成長ホルモンの分泌が抑制されることによって
代謝を低下させるのに加え筋肉の増強も妨げます。
結果、脂肪が燃焼しにくい体が出来上がります。
また、成長ホルモンの分泌が抑制されることによって肌の新陳代謝も上手くいかず
肌荒れも引き起こしやすくなります。
コルチゾールの過剰分泌によって、成長ホルモンの分泌は抑制されてしまいます。
【悪影響 その4】免疫機能が抑制され続ける
これは誰でも分かると思いますが、免疫機能が抑制されると
感染症などのリスクがグーーーンと上がります。
ウイルスや細菌などに抵抗することができず、風邪やインフルエンザなどと言った
感染症を引き起こしやすくしてしまうのです。
コルチゾールの過剰分泌は、免疫機能を必要以上に抑制してしまいます。
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コルチゾールの説明は以上になります。
コルチゾールは、正常に分泌される分にはとても良いものです。
しかし、過剰分泌することによって身体にたくさんの悪影響を与えてしまいます。
過剰分泌を防ぐためにも、ストレスはなるべく避けたいところです。
しかし、それが厳しいのがこの世の中です・・・
なので、ストレスは抱えこまず定期的に発散することを意識するのが一番の策だと思います!
今後はストレスの発散法なども紹介していこうと思います。
またブログに顔を出してくれると嬉しいです(^○^)